今回は、夏のお散歩での注意事項についてご紹介します。
これからの暑い季節で愛犬とのお散歩で注意することをご紹介します!
■夏のお散歩の危険性■
7月~9月後半は日差しが強い時間帯のお散歩は避けたいところです。
特に猛暑と言われる日(30℃を超える)が続く場合は、愛犬の熱中症だけでなく、じりじりと熱せられたアスファルト(50℃~60℃)による肉球の火傷の危険性があります。熱が溜まりやすい金属のマンホールは危険です!犬は肉球からしか汗をかけません。そんな大切な足を火傷してしまうと、体内の熱をうまく発散できなくなってしまうのです。
やむを得ず暑い時間帯にお散歩に行く場合は、肉球の状態や愛犬の反応(肉球を気にしていたり歩き方がおかしいなど)に十分注意してくださいね。
また、猛暑日はお散歩には行かないという選択も必要です。その際は室内で思いっきり遊んであげてください。
■お散歩の時間と熱中症対策■
アスファルトで舗装された道は温度が下がりにくく、日が落ちても熱さは続いています。そのため、理想のお散歩時間は日が昇る前、朝4時~6時までの間です。夜だと、夜の10時以降がおすすめです。(お散歩前にアスファルトに手を当てて、温度を確かめるのも良いですね!)
しかし、毎日そんな時間にお散歩に行くのは大変ですよね。そんなときは、犬用の靴を履かせたり、なるべく日陰の多い道を選択、または草が多く茂る場所に連れて行ったりしましょう。
犬は人よりも地面との距離が近く、照り返しの熱(輻射熱―フクシャネツ―)を受けやすいです。そのため、特に夏のお散歩では熱中症の危険性がグッとあがります。
人が暑いと感じる日は、愛犬にとっては猛暑日と同じです。熱を発散させる手助けとして、首や身体にクールネックを巻いたり、こまめな水分補給ができるようにペットボトルを持参するようにしましょう。また、愛犬の呼吸がいつもより荒いときは早めに涼しいところで休むようにしましょう。
■無理は禁物です!~夏のお散歩で特に気を付けたい犬種~■
原産国が寒い地域の犬(シベリアンハスキーなど)や暑い被毛に覆われている犬種は寒さには強いですが熱さにはとても弱いです。また、鼻が短いのが特徴の短頭種(パグ、シーズー、ボストンテリアなど)は呼吸が上手くできず、熱中症になりやすいといわれています。それ以外でも、クビレがなく肥満気味の愛犬だと、脂肪が断熱材代わりになり、体内に熱がこもってしまいます。そうなると内臓への負担が大きくなり熱中症になりやすいです。また、子犬や老犬は成犬よりも体力がなく、体温調整もうまくできないので熱中症の危険は高くなってしまいます。
大切な愛犬の特徴をしっかり把握して、夏のお散歩対策を行いましょう!
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