今回は、ねこちゃんのためのリンパマッサージの基本手順についてご紹介します。
寒暖差が激しい季節は、ねこちゃん、飼い主様にとってもつらい季節ですよね。
そんな時こそ、ねこちゃんとの触れ合いを大切にし、癒しの時間を共有して欲しいのです!
ということで…引き続きねこちゃんへのリンパマッサージの方法についてご説明します!
マッサージの4つの基礎手法を参考に基本のリンパマッサージを行いましょう!
順番
リンパの最終出口 → ①頸部リンパ節 → ②腋窩リンパ → ③鼠経リンパ節 → ④膝窩リンパ節
■これがネコちゃんのリンパマッサージ 8つの手順!
上の図を参考に、1⃣~8⃣までを行いましょう!
1⃣リンパの最終出口を上から下に優しく6回さすり、リンパ液が出やすい状態にします。
2⃣ねこちゃんのリラックスを促すため、頭から背筋、しっぽまでを10回優しくさすります。
3⃣①頸部リンパ節を耳の付け根からリンパの最終出口に向かって両側各6回さすります。
4⃣首の付け根からしっぽまで、背骨の両脇にある内臓のツボを優しく叩いて刺激します。
5⃣肩から脚の先までくるくると両脚を各6回さすります。
6⃣両脇の付け根の②腋窩リンパ節を両脇とも各6回軽くもみます。
7⃣③鼠経リンパ節を指の第二関節を使って両側とも各6回押します。
8⃣④膝窩リンパ節の(膝を起点に)上下を両手で持ち、交互につかみもみをします。
コツはねこちゃんの背中側からマッサージを行うこと!
マッサージのベストタイミングは、ねこちゃんから飼い主様にすり寄ってきて「甘えん坊モード」になっているときです。
ただし、ねこちゃんによってはお触りNGな所もあります。
無理には触らないようにしましょう!
■ネコちゃんも肩が凝る?
人と同じく、ねこちゃんも肩が凝ります。それはねこちゃんの身体の構造上の問題と、生活環境の問題があります。人は鎖骨によって、肩を上下に動かしたり、器用に腕を動かしたりできますが、ねこちゃんの鎖骨は小さく退化してしまいました。そのため、足を支えるほとんどの動きを筋肉がカバーしているのです。また、飼育スペースの縮小化や、多頭飼育による行動範囲の規制などにより、運動しにくい現状もあるようです。
首のあたりをもみもみすると、気持ちよさそうにしますよね?
それはまさに「そこそこ!」とあなたのねこちゃんが言っているサインです。
何気ないふれあいが、ねこちゃんを癒すだけでなく、飼い主様の心もほっこりさせてくれます。
まさに持ちつ持たれつですね!
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