大好評のリンパマッサージ、今回は愛犬編をお送りします!
■リンパマッサージの注意点
リンパマッサージは運動不足なワンちゃんにとって、筋肉をほぐすことにより滞っていたリンパの流れをよくする効果があります。
私たち人間もそうですが、リンパの免疫を高める機能により、ワンちゃんの体内の老廃物や細菌などの毒素から身体を守っているのです。
つまり、風邪などにより体温が上がっているときは、リンパが働いているときです。そんな時にリンパマッサージを行うと、せっかくの防衛機能を捨ているようなものですよね。
そのため、風邪や、炎症、外傷(骨折)などがあるときはリンパマッサージは行わないで下さい。
※体温がいつもより高いと感じたら、マッサージは行わず、場合により医療機関を受診してください。
マッサージを行うときは、お互いがリラックスをしているときにしましょう。
また、マッサージ中はワンちゃんの表情を見て、ストレスにならないように気を付けてください。
最近は、猛暑日が続いたり、雨が続いたりと天気が忙しいですよね。
犬は気温が変化しても、簡単に毛を脱ぐことはできません。
季節の変わり目は特に体調を崩しやすく、愛するワンちゃんの変化に気づくためには、日ごろからこまめなスキンシップが大切です!
それでは、下の写真(犬の4大リンパ図とリンパの最終出口)を参考にスキンシップと体調管理を兼ねられる、リンパマッサージのを行いましょう!
※基本のリンパマッサージはねこちゃんもほとんど同じです。
■愛犬のリンパマッサージ 8つの手順
リンパマッサージの基本主法を参考に、愛犬のマッサージを行いましょう!
1⃣左肩肩甲骨にあるリンパの最終出口を優しく6回さすります。
2⃣愛犬の気持ちを落ち着かせるために、頭からしっぽまで優しく10回さすります。
3⃣①頸部リンパ節(両手で頬を覆った所)をほぐすように、耳の付け根からリンパの最終出口に向かって各6回優しくさすります。
4⃣背骨にそって、首の付け根からしっぽまでを両手で6回優しくたたきます。
5⃣肩から足の先を両側とも各6回くるくると上から下にさすります。
6⃣②腋窩リンパ節(わきの下)を刺激するように軽く両側各6回もみます。
7⃣内またの③鼠経リンパ節(内股)を指の第二関節で各6回押します。
8⃣④膝窩リンパ節(膝の後ろ)の膝を挟んで上下を3本の指(親指・人差し指・中指)で交互につかみもみします。
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