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愛犬が喜ぶ!!手作りゴハン
~基礎編~

2022.06.14

今回は、愛犬への手作りゴハンへ初挑戦する飼い主様や、今作っているゴハンで大丈夫かしら?と思われている飼い主様へ手作り食の基本や手軽に出来る方法などについてご紹介します。

最近では、愛犬への健康管理なども考えて手作りゴハンを作ってあげたい!!という飼い主様が増えています!

■ヘルシーな料理を作りましょう!■

「網焼きや、湯通しで余分な油を落とす」・・・手作りゴハンで大変な事は栄養とカロリーバランスをいかにとるかという事です。愛犬のゴハンには、肉類や魚類などカラダを作るたんぱく質と同時に体調を整えるビタミン・ミネラル、エネルギー源となる炭水化物が必要ですが、あれもこれもと加えていくとカロリーがオーバーという事も少なくありません。そのような場合には調理方法の工夫でカロリーダウンをさせましょう!例えば、肉に含まれる脂肪は高カロリーです。このカロリーを落としつつ、良質なタンパク質をとるには脂を上手く落とす必要があります。普通のフライパンで焼くと脂は落ちませんが、網焼きや湯通しは脂を落とすのに最適です。ほんの少しの工夫が愛犬への健康に繋がるのです。

「下ごしらえに電子レンジを使用する」・・・毎日、愛犬の為にゴハンを作るのは大変です。電子レンジを活用すれば、茹でる手間がはぶけ時短で行え便利です。また、オカズをたくさん作りおきし、冷凍しておき1回分ずつ小分けにしておくと、与えるときに電子レンジで解凍して簡単にあげられます。

「野菜を茹でたら、茹汁ごとあげる」・・・野菜がたっぷりのゴハンはとてもヘルシーです。しかし野菜の中には茹でる事により、ビタミンがお湯へ流れてしまうものがあるので、茹汁ごとゴハンへかけてあげましょう。温野菜にすると野菜がたくさん食べられるだけでなく消化もよくなる作用もあります。野菜の旨味と栄養をたっぷりと補給してあげましょう!!

「油を使わないために焦げないフライパンを使用する」・・・鉄製や銅、ステンレス加工のお鍋は、炒めたり焼く料理をする際に焦げないように油を使用しますが、これがカロリーオーバーを招きます。フライパンを使用する際は焦げつかないフッ素樹脂加工のものを選び、油は使用せずにヘルシーな料理作りをしましょう!!

「満腹感を出すには、おからやこんにゃくを使用する」・・・カロリー調整の為に量を減らすと、どうしても満腹感が得られません。愛犬が食後にいつまでもお皿を舐めている場合はゴハンが足りていないからです。そんな時にはゴハンにおからやこんにゃくを混ぜてあげてみましょう。とても低カロリーでビタミンやミネラル、食物繊維が豊富で常備をしておくと少し物足りなそうだなという時に役に立ちます。

■ゴハンに添える一品料理を作りましょう■

「小魚をミキサーにかけて、カルシウム粉末を作る」・・・しっかりとした骨格が作られる成長期には充分なカルシウム摂取が欠かせません。また、成長期に限らずに丈夫な骨格を維持するためにもカルシウムは必要です。カルシウム剤を使用するのも良いですが自然の食材から取ることが出来るのが理想的です。小魚は丸ごと食べられ、カルシウムが豊富ですがニボシなどの小魚は一度に大量に食べられるものではないので、ミキサーにかけて粉末にすると便利です。また、使用するニボシは塩分無添加の物を選び、作り置きが出来るため、たくさん作り保存して毎食のゴハンにふりかけるとよいです。

「オートミールを常備しておくと、食物繊維の補給に役立つ」・・・便秘気味の愛犬、なんとなく元気の無い愛犬にはゴハンにオートミールを混ぜてあげましょう。オートミールには、食物繊維がたっぷり含まれていて腸の中で水分を含み膨らみ便を押し出す働きがあり、またビタミンB1も豊富で疲労回復に効果があります。また、糖質の代謝を高めエネルギーをうみだしやすいカラダを作ります。ゴハンに加える際には、オートミールを水またはミルクに浸し、電子レンジで温めます。やわらかくなったらオートミールをスプーンで軽くかき混ぜ、ゴハンにかけてあげましょう。

「ビタミン補給に欠かせないレバーペーストを作る」・・・レバーペーストを愛犬のゴハンに添えると栄養バランスがアップします。ただし、ビタミン過剰症に気をつけましょう。生のままで与えた場合、10g程度で中型犬の1日のビタミン摂取量を超えてしまいます。与える際は火を通し少量に抑えましょう。レバーペーストにすると色々な料理に使えます。

レバーペーストの作り方は、塩水でレバーを洗い、表面についた脂や血を取除き、お鍋にたっぷりの水を入れ約10分間茹でる。茹でたレバーをすり鉢ですりつぶし、さらに木べらを使い裏ごしする。裏ごしたレバーをお鍋に入れてさらに汁でのばしペースト状になれば完成です。

「お茶葉を使いふりかけを作る」・・・お茶葉に含まれるカテキンには抗菌作用があり、カテキンとはお茶に含まれる渋み成分で煎茶・番茶・ほうじ茶・玄米茶・玉露・抹茶には100g中に約10~18gのカテキンが含まれています。カテキンを取ることにより、感染症にかかりにくくなるばかりでなく、感染症による下痢にも効果があると言われています。

お茶葉ふりかけの作り方は、お茶葉を包丁で軽く刻む。(ミキサーにかけて粉末にしてもよい)未使用のお茶葉をそのまま使うのがもっとも効果的ですが、茶がらを使う場合は2回以上ついだものは効果が低くなり、茶がらは干して乾いたものを刻み使用します。ゴハンに混ぜてあげましょう!

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