今回は「偏食の猫ちゃんへの対処法」をご紹介していきます。
愛猫ちゃんが突然いつものゴハンを食べなくなってしまった・・。猫ちゃんは、とても気まぐれですが好き嫌いは生まれつきのものではないですので、原因を調べて改善する方法をご紹介していきます。
■好き嫌いが少ない猫にするために■
好き嫌いは、生後6ヶ月までにはきまるといわれています。子猫の頃に食べなかったものは成猫になっても食べないケースが多いそうです。また、同じ食材でもペットフードメーカーが変わると粒の形状や風味も違うため、いつもと違うメーカーのものは食べないといった猫もいます。
個体差がありますが、猫にはそのような傾向がありますので生後6ヶ月までに色々なメーカー食材・原料に慣れさせる事が、好き嫌いの少ない猫に育てるコツです。
最も重要な事は、人間の食べ物を与えないことです。人間に薄味と感じるものも猫にとっては塩分・糖分が高く健康によくありません。愛猫の偏食を防いで健康を守るために、愛猫には猫用のゴハンを与えるようにしましょう。
■好むゴハンの特徴・ポイント■
”水分が多くとろみがある食感”・・・乾いた食べ物より水分量が多く特にとろみのある食感を好みます。急にドライフードを食べなくなってしまった猫にウエットフードをあげると、勢いよく食べてしまう事があります。
”人肌くらいのあたたかさ”・・・食べ物の温度は熱すぎなく・冷たすぎない事です。ゴハンの温度が40度以上になると食欲は落ちやすくなり、冷たすぎる飲み物や食べ物も好みませんので人肌程度のあたたかさに調節をしてからあげましょう。
”新鮮なもの”・・・嗅覚が優れている猫は、いつものゴハンでも匂いが減っていると突然食べなくなる事があります。食感もですが、匂いや風味も重要となります。ドライフードは開封後、保存方法や時間が経つと風味がおちていきます。密封力の高い容器などに入れ替え保存をしたり工夫をして鮮度にも気を使いましょう。
”清潔なお皿・食事のエリア”・・・とてもキレイ好きな猫は、ゴハンのお皿が汚かったり食事を取るエリアが汚れたりしていると食欲を失ってしまう事もあります。普段のゴハンを食べなくなる原因にも繋がるため、お皿は頻繁にしっかりと洗浄して、食事のエリアもキレイに保つようにしましょう。
■偏食を改善するには■
成猫になり偏食を改善するには飼い主様の根気強さも必要となります。時間はかかりますがゆっくりと無理をしない程度にやってみましょう。
”ドライフードにぬるま湯や猫用のスープなどを加えて柔らかくしてみる”
”ドライフードにウエットフードを混ぜてみる”
”ドライフードをすりつぶし粉末状にしてみる”
”猫用かつお節やふりかけをかける”
まずは今まで気に入っていたドライフードを上記のような状態で試してみてください。
規則的な時間や量、栄養バランスを考慮しゴハンをあげましょう。そして、たまにご褒美として愛猫におやつを与えるなどして徐々に食生活を変えていきましょう。
いかがでしたでしょうか?
偏食が続くと、体調を崩してしまう事も考えられますし、お気に入りのフードが販売中止に突然なる事や災害などですぐに手に入らなくなる可能性などもあります。そのような事が起きてしまうと偏食傾向がある猫は他のゴハンを食べられなくなってしまう事もある為、いざという時に困らないように日頃より愛猫の偏食を改善する工夫をしましょう。
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