今回は「わんちゃんが好き勝手に散歩をしてしまい、言うことを聞かない時はどうすれば良い?」についてご紹介します。
散歩中好きな様に歩かれてしまうと、他人に迷惑をかけてしまったり、事故に遭うリスクを高めてしまったりします。飼い主さんとしては、このようなことはなるべく避けたいですよね。どうしたら言うことを聞いてくれるのかドッグトレーナーの木本がお伝えします。トゥトゥでは、今までチワワからピットブルまで様々な犬種で散歩代行シッターとして散歩代行も行っており、その経験からお話させて頂きます。
なぜ好き勝手に散歩をするの?
散歩慣れしていないわんちゃんであれば、散歩時のルールなどを知りません。他に緊張や不安からうろうろしてしまうこともあるでしょう。外の環境を観察するために色々な所の匂いをかいだりして確認をします。また、自分の世界に入ってしまうことが多々あるので指示なども通りにくいのです。その為、好き勝手にしていると飼い主さんは思ってしまうのです。
散歩に慣れているわんちゃんが好き勝手してしまうのであれば、わがままをしていたり、試していたりと理由は様々です。なぜその行動をするのか結果だけをお伝えすると、「好き勝手にしていいよ」と飼い主さんが思わせてしまっていることがほとんどです。わんちゃんは何かしら行動を起こします。その時に飼い主さんからどんなアクションがあったかで日々学んでいきます。
例えば、左右好き勝手に動いたとします。アクションが何もなければ、これは良いんだ!と思ってわんちゃんが継続すると、飼い主さんは好き勝手歩くなぁと思うのです。逆に右側に行って欲しくない時、毎回リードで引っ張られたり、わんちゃんの思うようにいかなかったら、わんちゃんは右側は行ってはいけないんだと学んでくれるのです。そうすると飼い主さんは、左側で歩いてくれていて良い子だなぁと思うのです。気が付かない内にわんちゃんに好き勝手にいいよと思わせてしまっていることがあるかもしれませんね。
好き勝手にすると良くないことは?
好き勝手に歩いていいよとしてしまうと、いざという時に指示を出しても聞く耳をもってもらえなかったり、飼い主さんがコントロール仕切れないことが起こり得ます。そうすると何が起こってしまうか具体的にお伝えすると、わんちゃんが苦手な人、犬アレルギーの人に飛びついてしまった場合、トラブルになる可能性があります。左右色々な方向に歩き通路をふさいでしまうなど、他人に迷惑がかかってしまいます。
また、予測不能な動きをするので、事故に遭うリスクを高めてしまう可能性もあります。大型犬や力の強いわんちゃんであれば、コントロールがしにくくなりますし、その分他人や飼い主さん、わんちゃん自身も危険なことが出てきます。色々なリスクが高まってしまうので、好き勝手にしすぎるのは良くないかなと思います。
言うことを聞いてもらうようにするためには?
急に言うことを聞いてもらうのはなかなか難しいです。その為、日々の散歩から少しの時間でも構いませんので、好き勝手にしてはダメだという態度や好き勝手するよりもこっちの方が良いなと思わせる必要があります。好き勝手にしてしまうのは、飼い主さんとの散歩以上に魅力的な何かがあるはずです。魅力的な物よりも飼い主さんの方が魅力的だと知ってもらえたら、好き勝手にすることは少なくなっていきます。方法としては、おもちゃやおやつを使って気を引く所からスタートします。振り向いたりアイコンタクトが取れたら、おやつをあげる、褒める、おもちゃで遊ぶなど嬉しいことがあると経験させてあげます。その延長でヒールウォークなどしつけを行うとより良いでしょう。
他に進み過ぎなど気付いてもらうために、リードをちょんちょんと引っ張ってチェックを入れたり、あまりにも引っ張りが強い、わんちゃんの好きな方向に行ってしまう場合などは、立ち止まってわんちゃんが落ち着くまで動かない、わんちゃんとは進行方向逆に歩くIターンをするなどの行動をするのも1つの方法です。主導権がわんちゃんではなく、飼い主さんの方にあると思って行動するのが良いのではないでしょうか。
まとめ
今回は「わんちゃんが好き勝手に散歩をしてしまい、言うことを聞かない時はどうすれば良い?」についてご紹介しました。
方法はいくつかあるのでわんちゃんに負担が少なく、散歩が嫌いにならない程度に好き勝手にする時間を減らしていくと、飼い主さんの言うことを聞くような散歩が出来るようになっていくと思います。日々慣らしていくことが重要です。飼い主さんだけでは難しい、好き勝手に散歩をしないようにもっと慣らしたいなど散歩代行が必要な時は、ぜひ散歩代行トゥトゥにお問い合わせくださいませ。経験豊富なシッターが、わんちゃんに楽しんでもらえるよう心を込めて散歩代行させて頂きます。ペットシッターのご用命は「お問い合わせフォーム」からお願い致します。